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白と黒と赤
HappyBirthday Tina!

って事で慌てて書き起こしたティナ誕SSです。
ネタ自体は前々からあったのですが、書くタイミングがなくて・・・・

少々立て込んでしまっいて、なかなかSSを書く時間が無いんですよね。
「時間が無いは甘えだ、時間は作り出すものだ!」って学生時代によく言われましたが、
もはや作り出す為には睡眠時間削るしかないよ!な状況です。

でも、去年はできなかったティナ誕を今年こそはしたかったっ!
自己満足でしかありませんが(汗)



それでは恒例の注意書きです。
今回は特定カップリングやらラブラブ要素は全くありません。
それでも良いって方で「最初に」にある注意書きが大丈夫な方だけ
下の続きを読むからお進みください。


【追記】10/18 12:00
 痛恨のコピペミスが発覚しました(汗)
SSの最後の1行が抜けていたので最後の一行を追加いたしました。


☆――――――――――――――――――――――――――

それまでも私の瞳には
幾つもの景色が映されてはいた。

でも、私はそれを“見て”はいなかった。
操りの輪が外れたあの日まで・・・・。




初めて自分の目で“見た”世界は
何処までも白く、そして黒かった。

空から降り続ける雪。
それが“雪”というものだという事は解っていた。
でもそれがこんなに冷たい物だという事を私は初めて知った。
ううん、知っていたはずなのに・・・・

ぶるっと身体を大きく震わせる。
私の口から漏れる息が真っ白だった。

初めて認識した雪という気象現象は
私の体から容赦なく体温を奪っていった。
それはまるで世界が私を責め立てているかのように思えた。


ふと、言いようの無い威圧感に背後を振り返れば真っ黒な鉱山があった。
雪の白との対比のせいか、とても黒く見える。
何者も寄せ付けない、その険しい山の岩肌・・・・
そして何より山が持つ空気が
自分を拒絶しているかのように思えた。


「いたぞ! あそこだ!!」


不意に自分に向けられた声のするほうを見ると
幾人もの人が自分を指差し、そして武器を構えていた。
その背後には真っ赤な雪があった。


雪が・・・赤い・・・・・。

それは・・・私が殺した・・・私がこの手で傷つけた人の血!!!



眩暈がした。
それと同時に吐き気がした。

何故、自分はこんな所にいるのか解らなかった。
何故、自分は・・・こんな力を持って生まれてきたのか・・・
どうして・・・どうしてっ?!


白は私を責めたてる色
黒は私を拒絶する色
そして赤は私の犯した罪の色だった。




その後、世界にはいろんな色があるってことを
仲間たちが教えてくれたけれど、
それでも白と黒と赤の印象は変わらなかった。

だって忘れてはいけないのだから・・・あの色を。あの罪を。
そして私は赤い服を身にまとい続けるようになった。
私が犯した罪を一時たりとも忘れない為に。





それが・・・・何時からだろう?
白も黒も赤も、少しずつではあるけれど意味が変わってきていた。


白は安らぎの色となった。
コスモスの聖域を満たす優しさと静けさの色だった。
ライトやセシルの光り輝く髪をも思い起こさせる。

黒は守りの色となった。
仲間たちと共に暮らす館の色。
そこには安心と温もりがあった。
そしてクラウドやスコールの頼もしい背中も黒かった。

そして赤。
やはり血を連想する事が多かったけれど、
あの日から赤は“夢”の色となった。
フリオニールの夢、野バラの色。


断罪と拒絶、そして罪の色だったはずの色が
いつの間にか安らぎと守りと夢の色となっていた。



操りの輪が外れて以降、
ずっと自分が生きていて良いのか悩んでいた。
自分が居る事で災いが、争いが起こるのが怖かった。


ずっとずっと・・・世界は私を拒絶しているのだと思っていた・・・・。


でも、仲間が私に教えてくれた。
元の世界に居たみんなも、この世界にいるみんなも
誰だって悩みながらも生きていくのだと・・・・。



そして何より、ここでコスモスに出会う事によって・・・・
コスモスの“母”を感じることによって
私の中で何かが明確に変わっていくのが解った。


だって

今なら言える

お父さん・・・・・
  貴方の娘に生まれてこれて良かった。

お母さん・・・・・
  私を産んでくれてありがとう・・・・


まだ、自分の力が怖い時だってあるけれど、
仲間が一緒にいてくれるから大丈夫。


お父さん・・・・
貴方から受け継いだ力を、恐怖のままで終わらせない。
必ず私の大切なものを守る為の力としてみせるから

お母さん・・・
貴女がくれた命を、守ってくれた命を大事にするから


だから心配しないで・・・・。
私は大丈夫だから。


お父さん、お母さん、ありがとう・・・・・。
二人のおかげで私はみんなに・・・仲間に逢えたから。


ディシディアSS | 2010/10/18(月) 00:00 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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